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“kiguuのオリジナル瓶詰め”春を味わう柑橘、ひと味違うkiguuのマーマレード

すっかりkiguuの定番となった、遠藤千恵さんの作る瓶詰めシリーズ。

瓶詰め作りは、果物選びから始まります。
今回は、千葉県富津で自然栽培された「甘夏」を使うことになりました。

甘夏は、ほろ苦さとすっきりとした酸味、やさしい甘みが感じられる昔ながらの味わいです。
外皮が硬く香りもよいため、柑橘の皮の食感と香りを楽しむマーマレード作りに最適の品種です。

マーマレードは柑橘の皮を食べるジャム。
マーマレードと呼ぶには皮の含有量の規格があり、さらに本場イギリスで開催される世界マーマレードアワードでは、風味だけではなく、皮とゼリーのバランス、カットの仕方や色の美しさなど厳しい基準があります。

千恵さんは、2021年度世界マーマレードアワード大会の職人部門で2種のマーマレードで金賞を獲得されている、マーマレード作りのスペシャリスト!

そんな千恵さんに、皮の食感はそのままに「つまんでジャムだけを食べても美味しい!」「調味料のように、ほかの食材と組み合わせても美味しい!」マーマレードをリクエストしました。

千恵さん:
まずひとつ目のマーマレードは、甘夏の歯ごたえのある瑞々しい果肉を活かして、粒々感を残したユニークな食感に仕上げました。

たっぷりのピール、爽やかな甘酸っぱさ、なにより重要な皮のほろ苦さ、マーマレードに欠かせないこの3つを大切に。自然栽培の甘夏に、有機砂糖と少量のレモン果汁。ties定番のシンプルなマーマレードは、ずっと祖母のレシピを元に作っていましたが、昨年から作り方を少し変えています。

皮を茹でこぼさず作るレシピは、今までよりも柑橘らしい苦味とジューシーさが増して、より丸のままに近い仕上がりに。
時を経て出来上がった、いうなれば、明治から平成を生きた祖母と令和を生きる私との共作レシピ。
甘くてほろ苦くて少し酸っぱくて…。こう書くと、なんだか人生のようですね。
食前には祈りを欠かさず、食べること生きることにいつも感謝の心を持っていた祖母から学ぶことは今でも多く、新たなこのレシピもまた、ささやかながら宝物となっています。

kiguuの瓶詰めでは、皮と果実のどちらも楽しめる、「果実まるごと」のマーマレードになっています。

千恵さん:
もうひとつは、kiguuとSMLをイメージした、大人のためのマーマレードです。

千葉県富津で燦々と陽を浴びた甘夏、江の浦の海を望む柑橘山で収穫した自然栽培の黄金柑、レモンに、テンプルトンライウイスキーと黒胡椒を合わせました。

江の浦の柑橘山を運営するのは「植物と人間」という農業法人です。耕作放棄地の景観整備を行い、農地の再活用していくことを目的に設立された団体で、ご縁があり私も収穫時期にはお手伝いに行っています。

テンプルトンライウイスキーは、「いまでや」の白土暁子さんにマーマレードに合う洋酒があるよと紹介してもらいました。
ライ麦を95%使用することで生まれる芳醇な味わい、繊細な飲み口。バニラやスパイス、トーストを思わせる香りがマーマレードにぴったりです!

柑橘の爽やかさとほろ苦さにかぶさった重層的なマーマレードです。
アルコール分は飛んでいますが、お酒好きの方に召し上がっていただきたいですね。

同じ甘夏から、個性的なマーマレード2種類が出来上がりました。
発売開始は、4月9日(土)AM11:00〜を予定しています!
どうぞお楽しみに!

サトウ