
食後のお茶の新定番に?!クロモジ茶
kiguuスタッフが初めてクロモジ茶に出会ったのは
まだ緊急事態宣言などの出ていない、昨年の初春のこと。
仕事で尋ねた山陰地方で、なんとも心がまぁるくなる
清々しい香りと、さっぱりとした味わいのお茶でした。
飲んでいる最中も、飲み終わった後も、幸せな感覚に浸れる
こんなお茶は初めて…だったそうです。
「美味しい!家に持って帰りたい!」
そんなスタッフの熱い思いから約一年半、
念願叶い、ようやくお取り扱いが始まります。

クロモジは、日本固有種の香木のひとつで
古くから爪楊枝の材料として、最近では枝葉から抽出した精油として
また、生薬の「ウショウ(烏樟)」として薬酒などにも使われてきました。
クロモジはクスノキ科の落葉低木で
日本に広く自生するほか、植木としても人気があります。
その枝葉をお茶にして飲むことも、
地域によっては深く根付いていて
例えば、山陰地方では健胃薬としても飲まれてきたそうです。

クロモジ茶として流通しているものには、
枝を煮出していただく福来茶や
枝葉を粉砕していただくものなどがありますが
わたしたちのこだわりは、とにかく「香りの良さ」です。
島根県松江市八雲町熊野をはじめ周辺の山野の
自生木から採集した枝葉を使用しているため完全無肥料・無農薬!
さらに、光を遮った環境下で自然乾燥する製法。
全行程非加熱。
ハサミを用いた完全手作業での裁断をしているなど
こだわりが詰まっている自慢のお茶です。
枝は枝、葉は葉と判る状態のままパック詰めされていて
茶葉は自然な緑色です。
※直射日光にあたるところで保存をされますと
日焼けしてしまうのでご注意くださいね。
お茶にすると、うっすらと緑ですが、ほとんど色は出ません。
びっくりするほど透明度が高いですが、あっています◎

美味しく召し上がるポイントは、
急須やポットで出す場合、少ない、熱めのお湯で
蒸らすようにして香りを立てることです。
じっくりと、乾燥している茶葉が開いていくのを待ちます。
写真のように、蒸らして濃いめに出したのちに
氷を入れて冷たくしていただいても美味しいです。
もしそのように召し上がるときには、
硝子は急激な温度変化に弱い(割れやすい)ので
蒸らしたお湯が、少しぬるくなるのを待ってくださいね。
森林浴をしているような爽やかな香りと、
後味にほんのり甘さを感じる優しい味わいは
食後にもぴったりと思い、アフターミールティーとして
食後のお召し上がりにおすすめですよ。
ノンカフェインなのもうれしいポイントです。
ぜひ一度お試しください。
サトウ