富井貴志さんがつくるトレンチャー
ほぼ正円にかたどられ、縁を丸刀で削ったり、全体にタッチをつけることにより柔らかさを出し、両面を使用できる形状に仕上げています。
料理をのせたり、食材をカットしたり。うつわとして、カッティングボードとして、トレイとして多用途で使える木の道具です。
少し厚みのある形状で、両面を使うことが出来るため、表裏を使い分けたり交互に使ったりすることで、長く使い続けられます。
サイズ:直径約18㎝ 高さ約1.0 cm
原材料:木(栗)
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・皿の原型とされているトレンチャー
名前は古フランス語の「tranchier」(切削する)に由来しています。中世ヨーロッパにおいて料理で一般的に用いられた一種の食器で、元々は、固くなったパンの欠片であり、肉切りナイフによって四角形に切断され、食べる前の食物をその上に置く皿として使われていたものです。後に金属や木の小皿へと発展しました。
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ご使用上の注意
・天然素材を使用している為、一点一点木目が異なります。
・食洗器、電子レンジはご使用いただけません。
・ご使用後は長時間汚れが付着した状態にせず、水またはぬるま湯で洗い、自然乾燥(陰干し)してください。
・つけおき洗いはお避けください。
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富井貴志
新潟県長岡市
1976年新潟県生まれ。学生時代、アメリカオレゴン州への留学を機に、木に関心を持つ。大学院で表面物理の研究をしたのち、2002年に岐阜県高山市の森林たくみ塾に入塾、2004年にオークヴィレッジ株式会社へ入社、2008年に独立。 第83回国展に初出品初入選以降、入選多数。
暮らしのまんなかにあるようなものを作りたいという言葉の通り、使い始めから馴染みよく、使うほどに味わい深い機能美にファンが多い。