天然繊維の特徴を活かした温かみとしなやかさを兼ね備えた因州和紙の便箋
素材:和紙
サイズ:便箋 B5
入り数:便箋 40枚綴り
因州和紙の歴史は古く、起源は奈良時代にさかのぼるとも。旧因幡(いなば)の国に当たる鳥取県の東部は、原料と品質を高める清冽な水に恵まれ、紙漉きの技術が発達しました。現在では、書画用の画仙紙は国内一のシェアを誇ります。
楮(こうぞ)、三椏(みつまた)、雁皮(がんぴ)などの靱皮繊維を原料とし、これらの長い繊維を均一に絡み合わせ、一枚一枚を漉きあげて乾燥する伝統的な製法で作られた和紙です。非常に手間の掛かる製法ですが、熟練の職人による長年培われた技術と経験から、最高品質の紙が作られています。酸化しにくく自然な強さを持つことから実用性に優れています。
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大因州製紙協業組合
鳥取県青谷町
因幡地方は1,000年以上続く因州和紙の産地です。正倉院文書の中にも因幡の刻印が押された和紙が残っているほど。
大因州製紙協業組合は1956年創業。伝統を受け継ぎ、発展させながら、原料の選別から加工までの一貫した和紙作りに取り組んでいます。手触りが良く丈夫な和紙で、便箋や封筒から袱紗、名刺入れなど幅広い商品を展開しています。