



樺細工
米沢 研吾|Kengo Yonezawa
サイズ:2.5cm × 7.2cm
重量:3g
素材:山桜
生産国(産地) : 秋田県 角館
*天然素材を使用している為、一点一点が異なる商品です。
=========================
たたみもの茶箕(ちゃみ)
山桜の樹皮を用いて作られた茶さじ
表皮は様々な模様があり、日向、日陰でも表情がさまざまで生育環境の違いにより異なります。
樺細工の工法のひとつで、樺を何枚も重ね合わせたものを削って成形したものを、たたみものと言います。
桂剥きのようにぐるりと幹から一周剥がした山桜の樹皮を薄く削り、細やかな手作業を繰り返し重ねられることにより仕上げられます。
山桜特有の光沢が美しく、光の当たり方でいろんな表情を見せてくれます。それぞれ表皮の独特の模様が特徴となり、また一点モノの価値が感じられます。湿気をさけ、乾燥を防ぐ特質があり、耐久性に優れております。
普遍的なデザインが多くある樺細工の中でも、伝統工芸士 米沢研吾さんの作られる品物は、洗練されており、素材の美しさがより引き出されている印象を受けます。日常の中に溶け込みながら存在感を感じ、経年の変化も楽しみながら一生涯 使い続けることのできる逸品です。
・お手入れ方法
皮の目に沿って乾いた柔らかい布で拭いてください。
直射日光や湿気を避けて保存してください。
水洗いはしないで下さい。
樺細工
秋田県 角館町でしか作られていない、とても希少な国指定の伝統工芸品。
世界でも類を見ない樹皮工芸と言われています。
東北の厳しいい環境で育った山桜ほど、美しく耐久性が高く、桜皮には大腸菌、黄色ブドウ球菌に対して抗菌効果が実証されています。
==========================
伝統工芸士
米沢 研吾 | Kengo Yonezawa
1979年 8月30日 秋田県仙北市角館町生
2003年 伝統工芸士 福井正人に師事
2005年 独立後、自宅に工房を構え、現在に至る。
2017年 伝統工芸士に認定
小さな頃から、ものを作ることが好きだった。
学生の時、柳宗理や民藝を知り興味を持った。
柳デザインを買って使う中で、より深く知りたいと思い、国会図書館で柳宗理の資料を蒐集。
その時、偶然手にした記事が民藝運動と樺細工職人との関わりを紹介したものだった。それまで自分が考えていた、古臭い土産品のイメージとはまったく違った「樺細工」があるという事を知って職人を志した。
樺細工職人の中で若手の米沢研吾さんは今後の活躍が注目されている作り手です。
※商品に関するお問い合わせはコンタクトページの問い合わせフォームにご入力お願い致します。